特に取り留めのない写真たち

特に取り留めのない写真たち

写真家や写真を趣味にしている人ならわかっていただけると思うが、時に私達は、他人に見せるほどではないが自分では妙にしっくりくる写真というのを抱えている。

そういったSNSにも、どこにもお見せできない写真を、丁寧に埋葬するためにこのブログを構築したと言っても過言でない。

この写真はそういった中でも特に気に入っているものの一つだ。フィルムカメラで撮影したが、別に何で撮ったかはさほど大きな問題ではない。

しかし、こういった写真の”一般ウケ”が悪いのは百も承知である。

特に寂しい気持ちがこみ上げてくる、夕刻の写真は自分の中でも特に思い入れのあるものになる。

そもそも、何故夕焼けの陽にさらされるとこんなに幼少の頃の記憶を思い出すのであろう。そして万人に共通なのだろうか?

猫の写真

ブラブラとカメラを持って出かけると、時々美人にも出会う。詳しくは知らんが、街の美人にはおそらく肖像権がないのでこのようにアップするのも許してくれるだろう。

信号機

さて地上に何もなかった場合は、とりあえず上を見てみよう。だいたい哺乳類は地上を這い回っているので、空は鳥類と一部の航空機を除いて自由なもんです。

とかなんとか言っておきながら、都市部だとビルの影にぶち当たるのが関の山なのでそこは諦めるか田舎暮らしするしかないですね。

夏の空

立派な入道雲です。写真家としての僕の特技の一つが、空の写真を見ただけでおよその季節が分かることです。昔の人はもっともっと季節に敏感だったんだろうなと思います。

この奥、気になりません?街で歩いてるとこんな感じで秘密基地のような場所ばっかりなんです実は。多くの人は素通りしてしまうでしょうが。

滴る水の写真

滴る水の流れをじっくり観察するのも、また写真です。普通の人が、何分もじっと水を見てると不思議がられますが、カメラを持ってるだけで許される気がします。(たぶん。)

α65

そしてまた切り取ることも、写真の醍醐味の一つ。切り取るにはそれなりに訓練がいりますが、画角をマスターすると自分の思ったような情景を抽出することが可能です。

アフタヌーンティー

僕はあまり、食べ物の写真は撮らない主義で記憶に留めておく派なんですけど、たまに撮ります。特にスイーツは撮ってもいいかなって。形が美しい。

小路に迷い込んだ時。なんとなく続く道というのは写真に収めておきたいもの。人に見せびらかす訳ではないけど、撮らずにはいられない。そんな瞬間。

以上、とりとめのない写真たちでした。

好きに撮ってるんだからいいじゃないかよ!と思うことは多々ありますが、インスタやツイッターにはそれなりのフォーマットであげたいなとも思うのです。

そしたら、やはりこういったブログというかWebサイトがあるのは有り難いことですよ。

Carl Zeiss Planar 50mm

さてこのガラス玉で、次はどんな情景を収めようか。楽しみだ。